シャチ柄

音楽制作、物書き、Jリーグ観戦など私の趣味が炸裂する非営利ブログです。

ベストフレンド B-SIDE

本記事はもうひとつのブログ「ふにゃふにゃフィロソフィー」で投下された 「ベストフレンド」のB-SIDEであります。

hiderino-akihito.hatenablog.com


おしながき

・目的
・青春
・恋
・友
・情


f:id:hiderino-akihito:20200823143427j:plain

ツイッターで見つけた唄なのですが、 それがあまりにも気に入ってしまって インスパイアされて作ったのがこの記事。

曲の良さ、そして歌詞の良さがマッチしていて、 もっと注目されても良いような気がしますが、 作者の中辻薫さんのYoutubeでしかお目にかかれません。良い唄なのになぁ。

調度「第2のrila」を読んでいた私は、 Sさんの記事と唄がリンクしてしまい、 リライトのエントリーという運びになりました。

そして後になって気付いたのです。

あ、コレ、リライトじゃねぇじゃん。と。


唄を聞いてちょっとだけ過去を思い出しました。 それはオノレの青春なのですが、 恋ってのは本当に意図していないことから始まることもあるんですよね。 この「俯き顏の彼女」は本当に暗くて表情もほぼ無く、 絶対に惹かれないだろうと思ってしまうほどだったのですが、 少しずつ表情が出るようになると、なんだかカワイク見えてきたりするんですよね、 男ってバカよねぇ。

当時の私はものすごく口下手で、 出来れば人と話がしたくなくて、 本ばかり読んでいるタイプだったのでもの凄く淡白で、 クールではなく淡白で何の面白味も無い奴でした。 そんな奴に付き合う女も珍しいですが、 多分お互いに「恋」は意識してなかったと思うのですよ、最初は。 で、私だけが「恋心」に変わったという、 男ってバカよねぇ。

その頃から本を読むのを辞めて、 人と話せる様になるために、 人に積極的に話しかけていくスタイルになりました。

本にハマる「弊害」みたいなものがあるとしたら、 「人と話す機会を無くす」とか、 「じゃべらなくなる」とか、 コミュニケーション不足に陥る事だと今でも思っています。 積極的に話しかけることが薄れる、という感じ。 「本テイストな生き方」になると、そうでない人たちには通用しない、みたいな。


恋ってムズムズしますよね。

「胸騒ぎ」とか言いますが、結婚して15年以上も夫婦をやっていると、 胸騒ぎなんてものは一切なくなるのですよ。 まるみえのDVDが見つかったらどうしようとか、 女子とごはん食べに行ったのがバレたらどうしようとか、 違うドキドキ感はあるんですが。

若かったあの頃はとんでもなく未熟で、 感情のコントロールが上手く出来なかった。 だから周りもよく見えて無くて、 勘違いして告って撃沈したり。 お手紙をイタズラだと思って捨てたり。 後になって思い出すと、なんらかのサインがもっといっぱい あったじゃないかって気付いちゃったりする。

それも含めて
「ずいぶん遠回りな事を…」
とかで片付けたくないなぁ。
ソレがあって今だから、きっと。

人には良い所ってどこかに絶対在ると思う。 そこを見出す余裕なんて若いあの頃には無かったのだから、 若いうちはガムシャラでいいんじゃないかって思うのです。 いや、歳とってもガムシャラでいいんじゃないかしら。(ストーカーはダメよ) だって絶対良い所は在るんだから。

当たって砕けて、
へこんで立ち上がって。

クヨクヨしないでサバサバしてるとね、 意外とチャンスに出会えるかもよ。


男女の友情はあるのか。

女性はたぶん「ある」と言うんじゃないか。 男性は「ない」と思いながら 「ある」と言いたいんじゃないか。

恋人でも友人でもない所にガコーンとカテゴライズして、 ビミョーな存在に…ってのは あくまで個人的な意見ですね、コレナイショ。


友情や愛情。

「情」という字がつくものは、 相手を気に掛けることを現しています。

100%自分発進なわけですね。

つまり自分から働きかけなければ始まらない。 それが「友情」とか「愛情」だと思っています。 自分が動く事はパワーが要ることだし、とても面倒くさいんだけれど、 そこに人間の人間らしい想いがあって温かいんですよね。

ムッキーさんの生存確認をしていたほしさんのように。 ブログ辞めそうな私を察知してラジオに誘ってくれたSさんのように。 自分の時間を少しでも使ってぶつけた「情」ってものは、 きっともらっただけではダメで、 温かいものならばつないでいかなければいけない。

それこそが意思を「紡ぐ」ということ。

彼ら、あるいは他の誰かから受け取ったものを、 私がだれに紡ぐのか。

考えて悩んで、
動いて疲れて。

その連続で人っていうのは成長するんだろうな。

ひとりでは限界がきっとある。
その為に繋がりは必要なのかもなぁって、 最近痛烈に思ったりします。

written by 日照ノ秋人 無意識から意識的にしなきゃいけない昨今