シャチ柄

音楽制作、物書き、Jリーグ観戦など私の趣味が炸裂する非営利ブログです。

読書感想文 B-SIDE

本記事はもうひとつのブログ「ふにゃふにゃフィロソフィー」で投下された
「小学生に惨敗したブロガーの読書感想文」のB-SIDEであります。
※いまさら振り返るなよというご意見、拝承。

hiderino-akihito.hatenablog.com


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おしながき
・本来の野望
・月と珊瑚レビュー
沖縄県
・夜の街


読書感想文を親も参戦するという試みには、 親目線での野望がありました。

それは、 読書感想文に行きづまる我が子に少しでも参考になれば という野望です。

結局は、全く私の感想文を見ずに書いたようですが、 私が先に仕上げたこともあり 「書かなきゃ」という刺激くらいは与えられたようです。

家族全員で我が子の読書感想文について討論はしました。 それでどちらが上手だったかというと、 本当に小学生の読書感想文は良くできており、 親としては関心…というよりホッとしましたね。

結果的には私の出る幕ナシ。
と、いうことでひとりビールですよ。
ヤケ酒。

ブログにアップしたところ、皆々様に読んでいただけただけで ワレ満足ナリです、本当ですよ。


今年の課題図書「月と珊瑚」。

Sさんがおっしゃる通り、「キラキラネーム」に一旦はひるみました、このワタシでも。

月(るな)は完全に「トーキョーのキラキラネーム」を 意識しているのでしょうが、「珊瑚」の方は作中に なぜ「珊瑚」という名前なのかが登場します。 それも、沖縄の悲しい歴史が関係するのでソコは妙に重いです。

この作品のテーマはきっと「沖縄の女性」だと思います。 沖縄の遊郭、米兵におかされる、女性の生理、 SNSによるいじめ、戦争、そして遊女の家系。 拾うべきポイントが点在しており、いかにも読書感想文向けの本という感じです。

そこに意識が向けられすぎて、 最終的にモヤモヤしてしまった感は否めません。 伏線をいくつも張っておいて回収しない、そんな感じ。 だから私も我が子も、感想文の最後の締めが難しかったですね。

男の子はこの本を選ばないでしょうね。 でも他の本のテイストもこんな感じなんでしょうね。 ママンさんも課題図書はなぜかこんな感じとおっしゃってましたし。


沖縄には社員旅行で1回行ったきりです。

それも朝から空港でビールを気持ちよく飲んで、 着陸後すぐ「ひめゆりの塔」なんかにバスで運ばれるわけですよ。

いやあ、重い重い。

リアルな悲しみに触れると、一気に酔いが醒めます。 その他、戦争にまつわる場所にいろいろと運ばれて、 私としてはなぜそのチョイスなのかと。

たのしー沖縄のはずなのに、 かなしー沖縄を見せられても困るのです。

かなしー沖縄は、上級者向け。 おかげで悲しい旅行になってしまいました。

そりゃあ実際あった歴史で、「知ってほしい」はわかりますが、 「知りたくない」ひとだっているわけですし、 沖縄来るなら悲しみを喰らえって思ってる沖縄のひとも、 いないような気はします。

「沖縄を楽しんで頂戴。」

いかにも観光地の店のおばちゃんはそう言ってましたね。 ソーキソバに泡盛。 沖縄の食事は私には合いました、本当はブタくんの顏を買って帰りたかったけれど。


旅の思い出に、キャバクラ行きました。 そうしたらそこの嬢は皆「他県から来た」ということで、 私はがっかりしました。

なんでも沖縄には「北部顏」と「南部顏」があるそうで、 シュッとした北部顏と、濃いめの顏の南部顏の2種類の女性に出会えることを楽しみにしていましたが、 残念でしたね。

その後、泡のお風呂に行ったグループもいたのですが、 「かの横綱武蔵丸関のようなモノ」が出てきたようで、 それはそれは大相撲だったようです、行かなくてよかった。

今度行く機会があったら、美味いもんたらふく食って、 リラクゼーションスパだかなんだかコスメティックなことして、 楽しみたいです、だからコロナバカ野郎なのです。

written by 日照ノ秋人 泡盛の古酒買えばよかった