シャチ柄

音楽制作、物書き、Jリーグ観戦など私の趣味が炸裂する非営利ブログです。

ボカロ1曲目「終末ドロイド」機材環境など

ボカロを使って始めて出来たオリジナル曲「終末ドロイド」。 見て聴いていただけたでしょうか?

まだの方はコチラ!

youtu.be

さてさて。
ボーカロイドDAWソフトも使ったことがない私がイチから始めたこの楽曲のいろいろな話をまとめます。 主に作業時期、時間、機材、録音の環境などですが、私の様なボカロ、 DTM初心者と情報を共有する為の覚書(私にとっては忘備録)みたいなものですね。

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曲のテーマ

新型コロコロウィルスが猛威を振るい始め、 旅行やら、やれ旅行やら、お出かけやらが怖くてできない状況でした。

ふと頭をよぎったのが「終末」。

世界の終わりに取り残されたドロイドは、 何を想って朽ち果てていくのだろうか。 そんなイメージですね。

イラストについて

イラストはピアプロというサイトに投下されていたものをお借りしています。

クリエイターはもかさんという方ですが、 悲しみの中にも救いがあるような、 素晴らしい絵を描かれています。 MVで使わせていただいた1枚絵のあのうつろな瞳が良いですね、 粉々にさせて申し訳ありませんが(粉々になれる)

絵師さんとつながる事が当面の目標ですが、 いきなりつながっても画像の扱いとMVへ昇華させる技術を持ち合わせていない為、 今回は私の練習の意味も含めて白羽の矢を立てさせていただきました。

この場を借りて、感謝です。

作業期間について

着手は2020年10月から。

ドラム、ベースなどの音源は全て「Cubase AI」 の内部音源による打ち込みです。 駆け出しのDTMerとして作業手順を覚えながらでしたが、 割とイケてますね(自画自賛) ベースはこんこんとMIDIキーボードを叩いてリアルタイム録音です。 ズレとかは割とズレたままにしています、 その方が音楽が柔らかくなるんですよね。

その後11月にギター録音。 レコーディングは約18年ぶりですよ。 あまりのヘタさにコケましたね。

ボーカロイドは11月から打ち込み開始し、ほぼベタ打ちです。 キーの高さがボカロ「GUMI」と丁度合っていて楽でした。 ミックスダウンとマスタリングは12月。 未だによくわからないですよ、コレは。(ボヤき)

実は本作は2作目で、先に着手していた「1作目」があったのですが、 ミックス作業に手間取りすぎて2作目を先にリリースとなりました。

使用機材について

ドラム&ベース:Cubase AI内部音源(無料)
ピアノ&ストリングス他:YAMAHA QY100
MTRKORG D12
エレキギター:ZODIAC
エフェクター:SANS AMP GT-2、BOSS PS-3
インターフェース:steinbarg UR22c
DAWCubase AI (無料)
ボーカロイド:VOCAROID4+GUMI
波形編集:Auda city(無料)

わかる人にはわかる、わからないひとにはサッパリわからないアルファベットの行列ですねぇ。 「MTR」とはマルチトラックレコーダーのことです。 家庭環境によりPCに直接録音出来ない私は、 別室でMTRによる録音をし、ある程度ミックスしたものをPCに入れています。

はっきり言ってメンドイです。

Cubase AIで最終的なミックス処理をし、 Auda cityで仕上げています。

DTMerの皆様は気付くかもしれませんが、 一番肝心な所に全然お金がかかっていません。 だって、お金無いんスよ…(ボヤいてばかりだな)

考察

本作で意識したものは「ボカロ」。

私の中でボカロといえば…

・早口で高い声
・テンポがとにかく速い
・ガチャガチャしている

というイメージでした、もちろん偏見ですが。 せっかくのボカロ参入ですから、 私のボカロイメージを最優先に作りました。 初期タイトルは「粉々になれる」でしたが、 「終末ドロイド」に。

ね。ボカロっぽいでしょう?

謝辞

ご覧になっていただいた皆様、ありがとうございます。

そして素晴らしいイラストを無償で貸していただいたもかさんにも一生頭が上がらないくらい感謝してます。

巷には様々なクリエイターさんが存在し、 イラストや音楽、歌詞などを無償でオープンにしている素晴らしい環境があります。

存分に甘えて出来たのがこの楽曲。

YouTubeにアップすると音がスカスーカになることは 華麗に目をつぶって、楽しんでいただけたらと思います。

written by 日照ノ秋人 ようやく僕は解き放たれた